HAED ART PHOTO CONTEST 2016

theme「RED」

Grand Prix

NAP

深海の珊瑚が静かに広がる景色をイメージして作りました。

Semi-Grand Prix

ECCアーティスト美容専門学校

全体には唐辛子の辛さをイメージした赤で統一させました。緑や縄、糸唐辛子で唐辛子のイメージを表現しました。
モデルにメンズを使い骨格などで熱く野性的な雰囲気も取り入れました。

3rd-Grand Prix

魚から寄生した彼岸花、奇形したシャム双生児。人体に影響を及ぼすと言われている原発の放射能。
彼岸花の花言葉「悲しい過去」という言葉を繰り返さないため、現在の原発問題を風刺する意味を込めて作りました。

審査員特別賞

Special Jury Prize

審査員総評

General comments

  1. ヒロタマイ
    ヒロタマイ
    ゲスト審査員 POLA グランドオーナー

    今回のテーマは100。

    とても難しいテーマだなと感じましたが、

    一つ一つの作品それぞれに100を見事に表現されていました。

     

    審査は毎年ながらとても悩ましいものでした。

    作品の美しさや斬新さ、面白さはもちろんのこと、

    しっかりとテーマを大切に作られた作品を選ばせていただきました。

    12月のステージクリエイトも楽しみにしております。

     

    私は、歯朶原さんの「明石からアートを世界へ」という強い想いに共感し、

    審査をさせていただくようになりました。

    今回で三度目の審査でしたが、着実にその夢に近づいていくのを感じています。

     

    自分自身もヘッドアートに関わらせて頂き、世界観がぐっと広がりました。

    これから更に成長していくヘッドアートの可能性にワクワクが止まりません。

    次回も沢山の作品と夢がここに集まることを願っています。

  2. 鑓田佳久
    鑓田佳久
    ゲスト審査員 株式会社MANIC PANIC JP 取締役

    今回、初めての参加になります。

    マニックパニックでは、色彩を重視し審査させて頂きました。

     

    素晴らしい作品も沢山ありましたが、全体的に無彩色の作品も多かった印象がありました。

    日本では、欧米諸国などに比べ まだまだ色に対する固定観念があります。

    しかし、近年ではファッションやヘアーにも積極的に、

    カラフルな色を取り入るカルチャーも確立しつつあります。

     

    「令和」という新時代を迎えた今だからこそ、

    色彩を意識した新しい感性の作品にもチャレンジして欲しいと思います。

    そして、その新たなカルチャーを明石から世界へ発信していきましょう!

  3. 石丸麻有子
    石丸麻有子
    ゲスト審査員Total Beauty Room Cutie m 代表

    この度はヘッドアートフォトコンテストの審査員として関わる事が出来ましたこと心より感謝いたします。

     

    テーマに沿って、それぞれの思いや、工夫がありどれも甲乙つけがたいものがズラリと並び、

    個性溢れるものが多かったです。

     

    スチューデント部門でも、トップクリエイト部門に匹敵するぐらいのものが、

    何作品もありレベルの高さを伺えました。

     

    明石で始まったコンテストが世界に広がるまで、時間の問題かもしれません。

    このコンテストに出場したという足跡を残すだけでも価値があると思います。

     

    来年も、また沢山の方にチャレンジしていただきたいですね。

    私はこのコンテストを応援しつづけていきます。

  4. 大和証券明石支店

    普段あまり聞き慣れない「ヘッドアート」という芸術表現に、

    新しい芸術の分野として明石から発信していきたいという思いに賛同し、一昨年より協賛させていただいています。

     

    どの作品もテーマに沿って独創的で豊かに表現されており、作品に込められた思いが個性的に表現されていました。

    細部にまで拘り繊細かつ斬新に表現されている作品が多く、

    ヘアメイクを超えたヘッドアートという芸術分野の可能性を感じました。

     

    これからも明石から世界に芸術文化を発信するプロジェクトとしてコンテストを広く知っていただき、

    またオリジナリティ溢れる作品に出会えることを楽しみにしています。

  5. 大久保啓二
    大久保啓二
    フォトグラファー

    毎年、新しい作品に出会えるのはとても楽しみです。

    そして、今回も素晴らしい作品に沢山出会えました。

    誰が明石の海苔一年分ゲットするのか、ワクワクしながらの審査です。

    ヘアーメイクに寄らない、表現としてのヘッドアートを探します。

     

    トップクリエイター部門ではさすがの技術の高さです。

    上位に残ってくる作品は僅差の戦いになりました。

    ほんと、ちょっとしたクオリティーの差だったなと思います。

     

    スチューデント部門では発想や方向性の面白さを感じます。

    また、美容学校以外からの応募も増え、今回はその結果が出たと思います。

    技術的な問題もあると思いますが、色々なジャンルの学生さんが参加してくれればと思います。

     

    また来年、素晴らしい作品に出会えると思うと、とても楽しみです。

    多くの人チャレンジをお待ちしています。

  6. 佐藤めぐ
    佐藤めぐ
    Nail Salon HauteCouture オーナーネイリスト

    審査前からどのような作品に出会えるかとても楽しみにしておりました。

     

    テーマを意識した無限大の感性が、ヘッドアートに最大限に生かされている作品を多く見受けました。

    斬新な技法や細やかな手作業、質感などにもこだわりを感じました。

     

    今までに見たことのないデザイン、ヘッド・メイクの一体感とバランス・フォトのカラーバランスによる調整が、

    無駄なく表現されていた作品を上位に選ばせていただきました。

     

    上位入賞者の作品は、洗練されたプロセスと完成度が備わっています。

    今回惜しかった方も是非、作品を見てほしいです。

    上位入賞に繋がるヒントが沢山隠されています。

     

    今回も学生さんの作品もプロ劣らないクオリティーの高い作品がたくさん目に付きました。

    惜しかった作品も数多く見受けられましたので是非次回もチャレンジしてみてください。

  7. 折尾祐希
    折尾祐希
    アートディレクター

    同じテーマでここまで幅広く表現された作品が集まるのが特徴の1つでもあるこのコンテスト。

    完成した作品を何枚も何枚も撮影した中での一発勝負、しっかり審査させていただきました。

    同じ作品が1つとしてない作品の審査は大変難しいものです。

     

    おっ!と目の止まるインパクトはもちろんのこと、

    どういった意図で、ストーリーで、コンセプトで作られたかもとても大事な事だと思っています。

     

    トップクリエイター部門は技術面はもちろんのこと、全てにおいて完成度の高い作品が上位に上がりました。

    スチューデント部門は表現の柔軟さを感じられました。

     

    美容関係者以外の作品がもっと集まれば、より表現の幅や可能性が広がると確信しています。

    他ジャンルとのコラボ作品を増やせるよう、

    私たち運営側も「ヘッドアート」が必要な場を広げていきたいと思います。

     

    意味のある受賞、価値のあるコンテストにしていきます。

    これからも自由な発想で固定観念にとらわれない作品を楽しみながら創作してください。

    本当にありがとうございました。

  8. 歯朶原諭子

    【審査員総評】

     今回、素晴らしい作品ばかりで、審査は長時間におよび難航致しました。全体の作品のレベルが増していることにも審査員全員が驚いたところです。ベースメイクから毛の一本一本まで丁寧に仕上げてあり、装飾品もありきたりではなく面白いものが多く見られました。
     『RED』というざっくりとしているようで強く固定されがちなテーマに頭を悩ませた方が多いと思いましたが、本当に様々な発想とデザインとコンセプトで興味深く審査をさせていただきました。ヘアメイク、衣装、写真技術、照明、モデルの表情など、トータル的にバランスがとれていて、非の打ち所がないどこをとっても美しいという作品であったり、過去に見たことのないデザインや発想が詰まった作品が一際目立ち、上位に入賞していると思います。ヘッドアートという聞き慣れないジャンルのコンテストでこれほどレベルが上がり、毎年エントリーの数も増えていることを、ヘッドアートプロジェクトチーム一同、心から嬉しく思っております。ありがとうございます。