学校法人 山口学園 ECCアーティスト美容専門学校トータルビューティースタイリストコース
海はまだ1割しか解明されていなく、9割が未知です。 そこには見たことのない生物、信じれられない景色が広がっていると思います。 人間が立ち入れない領域に海の自由が広がっているんだろうと思い、 胸が膨らませながらこの作品を作りました。
美容室CURL / 担当 hair
大雪の後、彼はやってきた しなやかな身体を持つ彼は、いつもワルツを踊っていた 車をこよなく愛する彼は、太陽とも友達だった 闘うことを余儀なくされた彼は、いつも傷ついていた もし彼が話す事ができるなら聞いてみたい すべてを乗り越えて8年間生き抜いた彼に唇を捧げよう 彼は八割れ猫、白黒さんに捧げる
資生堂美容技術専門学校 教育部
担当 hair&make up・costume・photo
"OVERCOME"から「免疫」を連想しデザインしました。 人は過去の失敗を過大に捉えがちで、それは免疫過敏によるアナフィラキシーのようです。 この作品では、自分にとってのマイナスをも受容・克服していく様子を表現しました。
学校法人山口学園ECCアーティスト美容専門学校ヘアメイクコース
担当 hair&make up
和とパンクを組みあわせた作品です。 和髪にスタッツで毛流れを表現したり、レザー生地で着物を作ったり本来融合しなかった二つを合わせたことで、 人種、性別、年齢関係なく手を繋ごうという意味を込めました。
Special Jury Prize
パンクと耳にすると、90年代のバンドが浮かぶと思いますが、私たちは考え方の 角度を少し変えました。他の誰とも被らない唯一無二の虹色のヘアで、現代のLG BTなど性別に囚われない豊かな個性を表現しました。
殻を破って新しい人生の一歩を踏み出す
「Not in this world」をテーマに、作品全体に邪悪さを詰め込みました。 ヘアは角を作り、緑・黒・紫などの暗い色を使用。腕には鎖を巻き付け呪文を描き、 ダークな雰囲気を強く協調しました。
ピーマンは色を失った。あんなに嫌いで一際目立ったピーマンも大人な私の目には 留まらない。刻んで混ぜなくたって丸齧りさ。どんな努力をしたかって? I'm not trying. 時間だけが経ったのさ。
「 満月の日には、自分のうちなる力や可能性が最大限に発揮される 」 そんな日に何かを克服できるよう、希望や夢の象徴である星を沢山使って、三日月を表現しました。
かつての不登校の時期を乗り越えて今日に至るので、これまで苦手だった学校を前向きな場所として表現しました。
どんな非難にも負けず、どんな困難なことにも怯まず挫けず、 固い信念を持ち志を曲げない。大きな夢や希望を諦めず不撓不屈の精神で立ち向かい、 自分だけの美しい未来へ.....
この作品は、ファッション業界がもたらす浪費と環境破壊を描いています。 視覚的インパクトを通じ、視聴者に過剰消費を再考し、持続可能な未来を目指すことを呼びかけています。
魂は遥か昔から続く命の繋がり 何ひとつ欠けても形にならない奇跡のカタチ あなたに宿り、いつも見守ってくれている どんな時も忘れないで欲しい 希望の灯はあなたの中にあることを
Winning
この作品はいろいろな困難を克服した人たちがカラフルな髪色にし、 前向きに日々を過ごしていくというイメージで作品を描きました。 日常的に人間はいろんな壁にぶつかります。でも必ず克服すると思います。
己の内側のカオスと、それを圧倒し抑圧してくるような外側の世界との対峙をイメージして描きました。
Special prize Illustration
OVERCOME克服するということは、目標があって成立すること。それは生命においては生存戦略という側面があるのではないだろうかと私は思った。そこで私は植物をテーマに今回はレイアウトしてみた。植物には太陽。苦難の中にも射す光あり。
テーマのover come-乗り越えることができる人は、将来を開いていく人と思うこと。 そしてそんな人が造る自身の将来は、夢を叶えられるパワーの溢れる世界。そのイメージを色にのせて描きました。
寒い冬の時期に鮮やかに咲くスノードロップ そんな冬に咲く花が持つ生命力にこそ何かを乗り越えていくための真の強かさが潜んでるのではないでしょうか。 避け難く周り続ける季節の中、微かな暖かさを希望に光を求めて生きる女性を描きました。
自分自身を克服するという意思を表現しました。
今回は、全体的に完成度の高い作品が多く、楽しく審査させていただきました。 AIを使用した作品も登場し、そんな世の中になってきたのか〜とびっくりする反面 AIデザインを忠実に立体にする方が驚きが大きいかも?〜と実感しました。 これからの時代、どの業界も、AIと共存していくことが必要になってきます。 次回は是非是非、AIデザインを忠実に再現した凄腕アーティストが出現することを期待しています。 個人的にはガッツリ特殊メイクをした、もっと飛んだ作品があれば嬉しいかなと思いました。 アーティストの皆さん、今の気持ちを大切に努力を惜しまず、沢山作品を制作し続けてください。
今回はフォト部門の応募作品数のわりに、高レベル作品が多かったと思いました。 元日の地震と秋の記録的豪雨という二重の災害に襲われた能登の人々の根深い苦しみを想起させる作品もありました。宇宙へ突き抜ける人類の未来を彷彷彿とさせてくれた作品もありました。 1つ1つの作品が問いかけてくるものにうなずき共感しながら、僕にとって実りの多い選考になりました。 その僕が大事にしたのは、批判を恐れないで自分らしさを押し通した作家の作品です。 『give me some skin』はまさにその魅力が備わった作品でした。未来のかたちかなと思わせられたのに、突然、古代の神殿の中を飄々と歩いている古代人のおもかげが浮かび上がりました。混沌として気障で楽しい作品で、やや斜に構えたシニカルな現代人の嘲笑を聴いたような気もしました。 固まらずに好きに表現した闊達さに脱帽です。 ところで、イラスト部門の15作品には意外性や、無意味さなど楽しくストンと落とされる作品はいくつもあって脳の凝りがほぐされる心地でした。 末尾になりますが、僕が選考の一翼を担わせていただくのは今回をもって最後になります。これまでの楽しい時間を本当に有り難うございました。 このユニークなコンテストが末永く続いて多彩才能が輩出するよう強く願っています。
力作の揃った作品群でした。アナログによって作る部分と、デジタルによって補う部分の融合が、年々自然な表現になってきています。 デジタルネイティブの世代や、AIの進歩によってその活用も簡易に行うことのできる時代ですから、それらのテクノロジーのサポートによってビジュアルの質も高まっています。そのような時流の中で、今回私が注視しましたのは、「詩心があるか」という部分です。アナログでもデジタルでも方法は構いません。「技術を使って、見る私に、詩の心が伝わってきているか?」そんな視点で選びました。
アートとは、、、 自分もアートを生業にして試行錯誤の日々ではありますが、、、 創作者のメッセージの伝達、何かを問いかける、影響力を与える。 見ている側の想像力を掻き立てる、心を打つ、心穏やかになる、心が温かくなる、感性を揺さぶられる。 今回の募集テーマも含めて 私が上位に選んだ作品は見ている側に何か訴えかけてきていて、影響力を与えてもらった作品を選出させていただきました。 色使いも様々で選ぶのは難行しました、素敵な作品が沢山ありました。 一枚の静止している作品イラストも写真も動いてないのに躍動感を感じる作品が沢山ありました。 皆様の才能がこれから世界中に広がって行くことを願ってます。
昨年の審査もワクワクしていましたが今年はまた魅力ある作品が増えたように思えました。写真やデザインもハイレベルなものが多かったです。人に評価されることを目指すという価値観を超えて、自分の作りたいものをつくる機会でもあるコンテスト。客観的にご自身のセンスをとらえるきっかけにもなったと思います。 このヘッドアートフォトコンテストに参加した方々全員にとても意味があることです。 これからも楽しんで参加して頂けると嬉しいです。
このコンテストに携わらせていただき早7年。 今回で8回目の審査となりました。 悩ましくて、悩ましくて大変だった審査が年々楽しくて仕方ないものに変化しています。 集まった作品の数々をみると、このコンテストにかける熱量、とても研究心を感じる作品や、とにかく自由な作品、丁寧に丁寧に作り上げられた作品などそれぞれに大きな魅力を感じます。 作り手の背景をイメージしながら、今回のテーマである 『OVER COME』と『ヘッドアート』というジャンルを大切に、特に魅力的と感じた作品を上位に選ばせていただきました。 今回も、沢山の刺激をありがとうございました。 これから先も、心打たれる作品に出会えることを楽しみにいたしております。
今回の作品テーマ「 OVERCOME」 克服する、乗り越える、このイメージを具現化するのは難しいかなと思っていたのですが、多くの作品がこのテーマを見事に表現しており驚かされました。 作品の傾向としては、上手に色彩を取り入れた作品が年々増えてきており、とてもワクワクしながら審査させていただきました。 また、奇抜さだけでなく「ヘアー・メイク・衣装」の3つのバランスをよく考えて作られた作品はとても素敵でした。 今後に期待する事としては、今まであまり使われていない素材や他にはない斬新さを取り入れた、ひと味違う作品も見てみたいな~と思いました。 また次回も楽しみにしております!
このコンテストは8人の審査員がそれぞれの視点で順位づけをするので、総合的な結果が出た際、正直驚くことが多いです。 ただ、審査員それぞれの総評を読むと納得させられました。 技術、デザイン、色彩、コンセプト、構成など、全てにおいて優れている方が上位になりますので、主催する側ではありますがこのフォトコンテストにおいてグランプリを獲る難しさを感じました。 私は審査期間中、何度も点数を変えました。かなり迷った結果、真似できない作品に重きを置くことにしました。作品制作にかなり時間をかけたであろう作品や、思いもつかないデザインなど。自分自身の課題でもあるところを重点的に審査を致しました。 クリエイターの皆様、今年も素晴らしい作品をありがとうございました。本当にお疲れ様でした。
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